少年野球監督日記

学童野球監督歴6年 優勝目指して熱い戦いをするぞ!

少年野球 球数制限導入について

投球制限について

 

来年から1試合70球の投球制限が導入されるそうです。

本部スタッフは球数のカウント大変ですね。

イニングの間での交代も多く発生するでしょうし

ゲームプランを今以上の綿密に立てないと

「投手がいなくなった!」

「緊急登板だ!」

「守備位置ぐちゃぐちゃ」

とか発生するかもしれませんね。

 

肩の良いメンバーが投手をすると考えると

投手・遊撃手・捕手の3名の継投が予想されます。

そうなると捕手もしっかり育てないといけませんね。

 

どうなっていくのか、楽しみです。

 

球数制限に対する私見

 

基本的に私は賛成です。

というか制限がなくてもだいたい80球を目途に

継投しているのが現状です。

肩の消耗を考えてやっているわけではなく

勝ちたいからやってる面が強いです。

小学生の体力で80球を超えると

やっぱり球威が落ちてきます。

コントロールの精度も悪くなってきます。

相手チームの打線もタイミングを合わせてきます。

そんな理由から、

イニングとして5回、球数で75球~80球

これくらいで投手交代しています。

逆に言うと、体力がある、調子が良い時は

80球を超える事もあります。

この判断は今まで指導者に委ねられていたのですが

今後は連盟から交代!と言われるわけですよね。

「まだいけるのになぁ」と思うかもしれませんが

無茶をさせる指導者もいるので仕方ないかもしれません。

 

そういう私も無茶をしたことがあるのです。

5年ほど前になると思いますが

そこそこの大会の3回戦くらいだったと思います。

対戦相手が全国に出場した強豪チームでした。

その日に登板したのが闘志をむき出しのファイトマン

めちゃくちゃ調子が良くて、強豪チームのクリンナップを

どんどん打ち取る。

ストレートが走っており、振り遅れの三振をとったりしてる。

試合は白熱して6回まで同点。球数は80球を超えた所。

7回表を抑えれば、負けはなくなりサヨナラ勝ちか?

というような場面でした。

 

80球を超えていたので、交代を告げようと

主審に近づいた所、

タイブレークに入る」と言われました。

時間はあと少し残っていたのですが

大会規定のようです。

 

その言葉を聞いて、この流れで投手交代は

交代した投手がつらすぎる場面。と考え

続投!を選択しました。

 タイブレークはワンアウト満塁からスタート

 

結果、両チーム0

最後は抽選。そして勝利。

 

采配としては当たりました。

 

が、翌日、その投手の保護者から連絡が。。。

「息子の肩がパンパンに張れてる」

タイブレークで20球以上投げてますので

100球は超えていました。

 

気合満点の熱投タイプ。体には影響がありました。

幸い、翌週には通常通りで大けがにはなりませんでしたが、

やっぱり無理はあかんと再確認した経験です。

 

結論

子供の将来のために球数制限はあってよい

指導者は目先の勝利よりも選手の将来優先