少年野球監督日記

学童野球監督歴6年 優勝目指して熱い戦いをするぞ!

【少年野球】怒鳴る監督には負けられない!

今週は悔しい敗戦です。負けてはいけない相手でした。

対戦相手は、「怒鳴る監督」だったのです。

選手には試合前から怒号が浴びせられています。

「あほか!、何べんいわせんねん!言うほうも疲れるわ!やめてまえ~」

私達の選手もキャッチボールの手を止めて

そちらを見るくらいの大きな声です。

アップの様子を見ている限り、ひいき目なしで、実力では負けていません。

普通にやれば勝てる。

 

ところが、試合は敗戦。私が意識しすぎたのか

相手のペースに合わせてしまったのか

 

内容的にはほぼ互角ですすんでいたのですが

相手監督の怒号でペースを乱されます。

なにがあるかというと、

相手監督の指導(怒鳴り)が終わるまで、プレーが再開しないという事です。

例えば、相手チームが攻撃で

走塁ミスをする。ランナーがベンチに返ってくるとベンチで指導が始まる。

バッターは監督のサインを確認しないと打席に入らない(構えてくれない)ので

ピッチャーが投げらない。。。という状況です。

いちいちリズムが悪い。こちらがナイスプレーでアウトにしてるのに

トントンと行かせてくれない。

思わず「バッター、構えろ!」とこちらから催促してしまいました。

 

当然試合時間も長くなり、イニングも進まず終了です。

なんともリズムの悪い試合でした。

 

対策としては

「相手監督の怒鳴りは無視!」

「自分たちのペースでいこう」

「相手監督が怒鳴るということはこっちのペース」

というような事を選手につたえていましたが、

そこはやっぱり小学生。少なからず影響されていたようです。

 

相手チームがあってこそ試合ができるのですが、

自分たちのペースで自分たちの野球をする。

これが難しいですね。

 

試合後相手監督としゃべる時間があったのですが

普通にしゃべるといい人なんですけど、

野球になると熱くなるようです。

 

こういう監督を勝たせると自分は正しい指導をしていると

勘違いしてしまいます。

だから私は勝ちたい、勝たなければならない!と思っています。

自分もその一人かもしれませんが、

私は「間違っているかも」という自省する機会をいつも探しています。

ところが怒鳴る監督は反省する機会がない。

そういう監督は熱いので負けた試合は反省する。

「なんで負けたんや、相手チームとの差はなんや?」と

これで選手に当たらず、自分の責任となってくれる事を祈っています。

 

いい指導者とは少なくともプレーで怒鳴る事はないはずです。