少年野球監督日記

学童野球監督歴6年 優勝目指して熱い戦いをするぞ!

少年野球でスタメンを取るには?

スタメンを取るには???

「実力では負けていない、なんかライバルの方が気に入られている」

「スタメンは決まってる・・・」

と思っている選手や保護者の方々。

監督がどうやってスタメンを決めてるか知ってますか?

 

監督がどんな考えで決めているかを知れば、

スタメンを勝ち取ることができます。

ということで、

私の場合のスタメン決定方法を紹介してみます。

 

1番目に決めるのはバッテリー!

どんな監督もまず、バッテリーを決めると思います。

ゲームプランを考えた時、速球派の投手でいくのか

コントロール重視でいくのか、絶対的エースをぶつけるのか。

まずここから決めていきます。

投手を決めたら、捕手です。

バッテリーの呼吸。低めの多い投手の場合はブロッキングがうまい捕手。

次に盗塁を刺せるかどうか。これもバッテリーの呼吸があってると

盗塁を刺しやすくなります。

 

2番目に決めるのは打順の1番~3番

私の場合は投手は1番~3番には使いません。出来れば4番でもなく

5番以降です。

とういうことで、先発投手以外で1番~3番を決めます。

1番→出塁率が高い選手。スイングできる選手

2番→出塁率が高い選手。選球眼が良い選手。バントができる選手。

3番→打率が良い選手。足が速い選手。

 

それぞれ理由があります。

1番・2番は当然出塁して得点(ホームを踏む)につながる選手です。

また、1番バッターは相手投手との関係性を印象付けるので

ある程度スイングが速く、相手がビビるくらいの選手にしたいです。

 

3番バッターはタイムリーヒットを期待しますので

ヒットが打てる選手です。さらにツーアウトからでも出塁し

次の4番の長打でいっきにホームまで帰ってこれる脚力があることも

期待します。

 

3番目に決めるのは守備位置

1~3番打者の守備位置を配置、投手・捕手も決まる。

残りの4つのポジションに誰を入れるか、守備面から考えます。

どうすればディフェンス力があがるか。

捕球力、送球力を考えて割り振ります。

 

そして最後に頑張ってる選手を9人目に入れます。

誰もが頑張れば試合に出れると思ってほしいからです。

何かキラリと光る一芸があれば試合に出す場面はあります。

走塁、守備、打撃、なんでもいいので

光るものを見せてほしい。監督としてはその光る部分を

試合で出してくれると、よーし使ってよかった。となる。

 

一度、キャッチャーフライを捕る為に出すぞ、と言って

選手を送り出した事があります。

最終回のリリーフ捕手。その選手が見事に

キャッチャーフライを捕ってくれた時は本当にうれしかった。

 

スタメンを勝ち取るには

自分の得意なものをしっかりと伸ばす事が大事!!