おすすめ!野球ノートの「書き方」 「続け方」
野球ノートの「書き方」 「続け方」
上達する為に様々なツールがありますが
野球ノートほどお金のかからないツールはありません。
コスパ最高だと思います。
成長の記録にもなるし
努力の証にもなる。
また考え方の整理もできる。
野球をより深く理解することにもつながります。
基本は選手が記録していきますが
継続するにはチェックや
ご褒美(誉め言葉)も必要です。
でも、監督からの言葉、
コーチの言葉、親御さんからの言葉
何をアドバイスしてあげればよいでしょうか?
「なかなかノートに書くネタもないよ」
というのが本音ではないでしょうか?
ノートに書くネタいろいろ
①目標の設定
1-1 個人の目標
「投手で〇〇勝するぞ!」「打率 .350目指すぞ!」
1-2 チームの目標
〇〇大会優勝! ※1ヶ月先くらいの目標が理想
1-3 技術の目標
遠投50m 50m走 7.5秒 など
目標設定のコツとしては、「数値で表せるもの」「誰が見ても達成したかわかるもの」が
良いですね。
ダメな例 「打撃がうまくなる」「声が出るチームづくり」
内容は悪くないですが、達成できたかどうか判定しづらいですね。
②日々の練習内容(努力したこと)
2-1 毎日の練習内容を記載
素振り 100回 ダッシュ5本 など
2-2 練習で考えた事
インコースを引っ張るイメージで素振りした。
もも上げを意識してダッシュした。 など
2-3 野球以外の生活習慣での〇×
早寝早起きをした 〇
お手伝いをした ×
道具の手入れ 〇
などなど、表にして〇×をつけていくのも有効
③試合内容の振り返り
3-1 ランニングスコアの記載
意外と子供の時は 何対何で勝ったか、負けたか覚えていない。
得点シーン・失点シーンを覚えていない。
なぜ点が入ったか、なぜ失点したかを振り返り
次の試合に活かす。
3-2 個人記録
打席結果の記載 1打席目 ヒット 2打席目 ホームラン 3打席目 四球
盗塁 2 打点2
守備機会 サードゴロ 2個 エラー1
3-3 プレーの振り返り
1打席目 初球から狙い球を思い切ってスイングできた
2打席目 ちょっとつまったけれど、タイミングが良かった
などなど、具体的にどんなスイングをしたかを記載
小学生でも書けることはたくさんあります。
ノートの続け方
しかし、継続して書くことは意外と大変
大人の補助、手助け、褒める というサポートで
継続し、やりきる力をつける事ができます。
つまり赤ペン先生で、選手の成長を
チェックし、軌道修正、良い所を見つけて褒めてあげる。
なかなか大変ですが、選手の成長の為です。
サポートといっても、何を書けばいい?
一発解決がこの表を作る事。
出来た事、出来なかった事、
「三振とった」「三振取られた」
「ヒット打った」「ゴロが捕れた」
「二塁までノーバンで投げれた」
なんでもイイので
本人がやった事を
一つだけピックアップしてあげます。
それを分解して考えてさせる。
8つのマスを埋めさせる。
それに対して
「よくやった」「理解できている」
「次もそれで試合に挑もう」
などのコメントをしてあげると
選手もモチベーションが上がります。
見てくれている、やったら褒められる。
という具合です。
注意点!!
ノートを書けなくても叱らない。
なんで、書かないんだ!
書きたいと思わせる。
ノートを書けばうまくいく。というのを
実証させるのが一番効果てきです。
「やらされている」と思っている間は
ノートを書いても上達しません。
習慣になった時に、効果が出てくるものです。