少年野球監督日記

学童野球監督歴6年 優勝目指して熱い戦いをするぞ!

試合の入り方 【少年野球】

小学生の選手達は面白いほど

日によってモチベーションが違う。

恐ろしいほど気合が入っている日もあれば

心はどこに行ったのか?とダラけている日もある。

 

この心の乱高下をある程度の枠に収めて

試合に勝つという一つの目的に集中させていく。

これが監督としての大きな仕事です。

 

〇試合前のアップに何が必要か?

・大きな声!

・気合元気!

・きびきびした動き!

などがあります。

しかし、私達のチームはそんなに重要視してません。

必要以上に声を出したり、

必要以上に気負いすぎたり、

そこは求めません。

それよりも大切なことは

普段通りのパフォーマンスを出す事。

監督コーチが気合入りすぎると

選手に緊張が伝染し、「何かいつもと違う」状態に陥ります。

また、大きな声を出しすぎたり

気合マンチンで走りすぎたりすると

肝心の本番で燃料切れ、疲れが出てきたりします。

 

なので、アップで注意していること

・いつも通り

・念入りに

・マイペース

注意したいのは、相手チームを意識しすぎない事。

相手が声出してるとか

気合入ったダッシュしてるとか

素振りしまくってるとか

それに合わせてしまうと間違います。

あくまでも自分たちのアップが一番良いと信じて

いつものペースでやる事です。

だいたい30分~60分の間で収まるように

メニューを組んでます。



試合前のアップに続いて重要なのが

「確認ミーティング」

今日の試合で注意することを共通認識にしておきます。

例えば

「誰が捕球するか確認しよう」

「一塁まではしっかり走ろう」

「エラーの後を注意しよう」

などなどです。

前の試合でも言ったよな、ということでも

しつこいぐらいに言っても

実戦ではできません。

「もうわかった」と言われても

いった方がいい。

もしくは

注意すること、言ってみろ!と

選手達に言わせるのも一つの方法です。

 

そして我がチームではオーダーを伝えたあと

キャプテンのありがたい一言をもらいます。

「積極的にいこう」とか「今日は先発〇〇やからな、助けたれよ」

などなど、選手同士にやるべきことを発言させます。これはお勧めです。

お試しください。

 

体と意識、モチベーションをあげていき

いつも通りに試合に入っていく。

これが大切だと思っています。