少年野球監督日記

学童野球監督歴6年 優勝目指して熱い戦いをするぞ!

強打者への道 簡単トレーニング

強打者への道

学童野球では1年に1回対戦するかどうか
わからない相手ばかりです。
初見でこのチーム強いかどうか?
どういう野球をやってくるか?

どこかにヒントはないかと試合前に観察しています。

身だしなみ(ユニフォームの着こなしはチームのレベル)

皆さんも見られているポイントだと思います。
中学や高校になると、ユニフォームの着こなしが変ということは
ありませんが、小学生だとまだまだユニフォームを着用している
というよりも、ユニフォームに巻かれている。といいますか
「何か変」という着こなしの選手がいます。

ストッキングがダルダルになっていたり
パンツのすそがくるぶしくらいまで伸びていたり
サイズがあっておらず背番号が位置がおかしかったり

などなど、ユニフォームの着こなしができていないチームは
実力も劣る。とみています。
もちろん、コーチ・監督も
この人野球経験者だな、とかこれは未経験だな、とか。

当然キャッチボール

言わずもがな、
投げ方、捕り方、打球への入り方
レベルが見えてきます。

そして、ノック。
これは選手の捕球方法や送球だけでなく
ノッカーのレベルをみます。
試合前に意図あるノックをしているか。

試合前のノックでレベルがわかる!

私の場合、次のような順序でやっています。
1.捕りやすい打球
2.左右に振って、体を動かす
3.バウンドがどの程度、弾むかの確認
4.ややスピードを上げた打球
5.ラストはバックホームにストライク送球しやすい打球

この順序だけが正解ではないでしょうが
ノッカーがどんな意図でノックをしているかを想像しています。

ここまでは守備面で戦力見極めでした。
次に強打者は誰か?

やっぱり立ち居振る舞い

なぜか強打者というのは雰囲気を醸し出します。
体格もありますが、バットを持つしぐさ、
素振りをする姿(スイングが速いとかだけではなく)軽く振るだけでも
「こいつ打ちそう」というのは出てきます。
また、持っているバットも重要。
やはり強打者のバットは、長い、重め、高価なバットが多い。
打つことに時間もお金もかけてますね。

今日からでも出来る強打者への道。

バッターボックスへの入り方。
強打者は自分のタイミングで打席に入り
しっかりと準備をしてから
投手と正対(顔を投手に向ける)します。
自分のルーチンをもっています。

逆に、打撃に自信がない選手は
気があせるのか、緊張なのか、
サインも見ず、足場も固めず、素振りもせず、
すぐに投手を向いて、構えてしまいます。

私達のチームでは
「バッターボックスへの入り方練習」という
昔では考えられない練習をしています。
今の子供たちは野球はテレビゲームで覚えます。
バッターボックスへ入る所はゲームではスキップされています。

昭和の時代!

私達の子供の時はテレビでプロ野球をみて
掛布や原、八重樫、田尾などなど特徴的な打者を
バッターボックスに入る所から真似してました。
自然と自分のルーチンを作っていったのだと思います。

ではどんな練習をするか。

◎審判に軽く会釈
◎バットは片手でもって入る
◎軽く素振りをする
◎サインを見る
◎足場をかためる
◎ホームの位置を確認する
◎投手をにらむ

順番は前後しても、自分の形を作ってから
投球に入らせる。自分のペースで空間を作る意識。
1日ではできないですが
強打者への第一歩だと思います。