「少年野球」勝ち方、負け方
「少年野球」勝ち方
少年野球で連勝しているときは
いけいけドンドンで何をやってもうまくいく。
チャンスではタイムリーが
ピンチではファインプレーが
結果が良ければ、雰囲気も良くなり
選手個々も、「よし俺もやったるか!」と
後に続いて良いプレーがでます。
こうなってくると、
「どうやったら負けるの?」
「優勝しちゃうかも?!」
なんていう、勘違い(そのときは結構本気)をしてしまいます。
本当の実力はまだまだ強豪チームと比べるレベルではないのに
肩を並べたと思ってしまうものです。
負け知らず状態
その状態だった我がチーム。
今シーズン開幕から
破竹の5連勝。
第1戦 8-2 〇
第2戦 14-4 〇
第3戦 5-4 〇
第4戦 5-4 〇
第5戦 9-8 〇
5戦目に関しては 0-6と序盤に大量失点からの
大逆転でした。
これは強いチームだと勘違いしちゃうよなぁ。
第6戦 3-4 ● 惜敗
第7戦 8-6 〇 タイブレーク勝利
第8戦 8-0 〇 コールド勝利
負けは挟んだものの、ここまでは強いチームっぽい。
弱小チームに変貌
第9戦 5-6 ● サヨナラ負け
第10戦 4-11 ● コールド負け
第11戦 2-6 ●
第12戦 1-15 ● コールド負け
どうやって勝利してたのか?勝ち方を忘れたのか?
4連敗。。。
対戦相手が強い?というのもありますが
連勝していた時の対戦チームも強かった。
何が違うのか?
改めて振り返ってみると。。。
5-6 1点差サヨナラ負けから
流れが変わってしまった。
そこからチームの雰囲気、戦い方が
負けゲームの「それ」が出てしまう。
「少年野球」負け方
負けゲームの「それ」(戦い方)とは
指導者としての悩みどころ
なんで勝たせてあげれないのか
どうやってゲームを作るのか
負けゲームは知らぬまに
どろぬまにはまってます。
精神的部分、技術的部分どちらも
負ける方向へ進んでいきます。
負けゲームの時、何をしているか?
精神面
・練習準備が遅い
ダラダラと道具を並べて、なかなかランニングが開始できない状態。
・声掛けをしてもレスポンスが薄い
キャプテンの「集合!」の声も小さいし
メンバーの返事も動きも薄い
・アップが適当
真剣にダッシュしない
体操が準備運動の意味をなしていない
→簡単に言うと「これから本気で闘うぞ!」になっていない。
技術面
・キャッチボールで簡単なボールを落球
・足を動かさず(ステップせず)に手だけで捕球しようとする
→正面に入るとかいわないが、捕りやすい所で捕球しようとしない
・チームメイトの動きを見ていない
→試合前のノックやバッティングで褒めない、声をださない
などなどが見受けられます。
試合が始まると
・四球連発
・四球の後のバント処理ミス
・野手のエラーが絡み失点
・パスボール、ワイルドピッチで進塁
・走塁ボーンヘッド
→極端にビビって消極走塁
→無茶の走塁で憤死
悪循環の出来上がりです。
ある程度アップの時点
初回の表裏の攻守で兆候は見られます。
これはヤバいなと。。。
そこで技術的、精神的に変化を起こすのが監督の仕事。
実践するのが選手。なのですが
どうもズルズル悪いスパイラルに入ると
自分たちで切り返せません。
逆転勝ちや、1点差勝ちをしていた時は
相手のミスに助けられていただけで、
自分たちの実力ではなかったようです。
これからが大事
これから選手と相談し
雰囲気を変える、流れを変える
決まり(ルール)や行動を考えていきたいと思います。
今週末には全国につながる大会も始まります。
勝利を知っているチームなので
何かのきっかけでまた連勝できるはず!
明日は先週流れた強豪チームとの対戦で。
熱いゲームをしてやるぞ!!!!!