少年野球監督日記

学童野球監督歴6年 優勝目指して熱い戦いをするぞ!

補欠とレギュラー 保護者の想い

スタメンとベンチスタート

監督としての想いを、いつもよりは強めに!書いてみました。

ビビりなのでそれでも控えめですけど。。。

 

野球の試合、スタメンに名を連ねるのは9人

現在、私のチームは13人なので4名はベンチスタートです。

補欠とレギュラー、明確なラインは引いていませんが

常にスタメンのメンバー7名 

スタメンもベンチスタートもある4名

ほぼベンチスタート 2名

 

こんな感じの構成になっています。

それでも試合には出来るかぎり出てもらってます。

 

15試合消化で

全試合出場  7名

14試合出場 2名

10試合出場 1名

9試合出場  1名

8試合出場  1名

7試合出場  1名

 

一番機会が少ない選手で7試合は出ています。

しかし、守備だけ、代打だけ、というのもあるので

本人と保護者はそんなに実感はないかもしれません。

 

投手部門

A君 9試合 34回2/3

B君 9試合 28回2/3

C君 3試合 9回

D君 5試合 7回1/3

E君 3試合 3回2/3

F君 1試合 2回

G君 2試合 1回1/3

 

投手部門は最上級生の2人を軸に

他5名を育てようとしています。

まだ、公式戦デビューをしていない投手もいますので

まだまだ経験させたい!

保護者の想い!

それでも保護者は我が子がベンチを温めていることに

気をもんでしまいます。

 

「なんでうちの子は試合にでれないんだ!」

「少しくらい経験させてあげてほしい」

「普段頑張ってるじゃないか」

 

指導者の方ならご理解いただけるはず、

これだけ投手をつぎ込むのは勇気が必要だということを!

戦績無視ならなんとでもなりますが

経験をさせながら、勝利も求められる。

というか、私は勝ちたい!

 

たかが少年野球で、「勝ち負けにこだわる必要あるか?」となりますが

あそびだからこそ、ゲームだからこそ本気。

勝ち負けが付くものは本気。

だからこそ楽しいんです。

 

純粋に遠くまで飛ばす、速い球を投げる、それが気持ちいい!

これもOKです。さらにチームで勝つ!喜ぶ!

喜びをチームみんなで一緒に経験できたらもっと楽しい。

それが理想なんです。

ベンチメンバーは貢献してる実感あるか?

じゃあベンチのメンバーが素直に喜べるか?

これは疑問です。

自分は勝利に貢献できたのだろうか?

となるのが普通です。

 

指導者側からは、

ベンチで声をしっかりだしてくれたじゃないか。

ベースコーチで指示をしっかりだしたじゃないか。

という意見があります。私もあります。

 

ただ、選手本人はやっぱりダイヤモンドで活躍したい。

ヒットを打ち、ファインプレーをして勝利に貢献したい。

この気持ちがあると思います。

いや、なければ選手としては失格です。

 

では監督としてどうするか?

 

やっぱり本人の得意分野で

より活躍できる場面で使いたくなります。

 

例えば

体が小さく、あまり遠くへ飛ばせない選手なら

ランナー3塁の前進守備の場面で!

 

投手を目指している選手ならば

得点差がある、プレッシャーのない場面で!

 

という根拠(自分の考え)に基づいて起用をしています。

 

ところが保護者は!?

「またベンチだよ」

「ここで使ってくれよ」

「最後の回ぐらい守備に出してもいいでしょ」

 

などなど、勝手なことを言ってきます。

(私はなぜか言われない、聞いてないだけかも)

言ってこなくても

心の中ではそんな想いが渦巻いているのかもしれません。



じゃあ、保護者の気持ちに応えるべきか?

 

対応する必要なし!以上。

 

でもいいのですが、選手と監督の信頼関係を

信じてもらいたい。としか言いようがないです。

保護者の想い=選手の想い

とは限らないからです。

 

例えば

「最後の守備くらい出してやれよ」

と保護者が思っていたとして

 

選手も同じ気持ちでしょうか?

明らかにミエミエのお情けで出場を

選手は喜ぶでしょうか?

※守備に期待して、守備固めとしての出場とは違います。

 

選手の中でもヒエラルキーがあって

あいつは補欠、あいつはレギュラー、あいつはベースコーチ

あいつはボールボーイ

などなど、チーム内の空気感が出来上がっています。

そんな中、ボールボーイがお情け出場でいいのでしょうか?

 

出場してもらうなら、

これで活躍してくれ!

ここで打ってくれ!

ここで走ってくれ!

ここで守ってくれ!

監督からの想いを選手が受け止めて

出場してほしいと思います。

 

更に言うなら、交代してベンチに下がるメンバーに対しても

「全力で活躍するぞ!お前の分までな!」と

思ってくれるのが理想ですね。

 

選手と監督の信頼関係で

試合に出るということは

監督は「お前は上手いから、活躍できると思うから」

選手は「よーしやってやろう!」

という関係でいたいと思います。